顎関節症の原因はスマホ?何科に行けばいい?日常生活で気を付けるべき事

体の悩み

口が開けずらかったり、口を開けると音がしたりするんだけど、これって自然に治るのかなぁ。

こんにちは!あっちゃんです(*^-^*)

実は私、こんな症状に長年悩まされています。

大きい口を開けなければいけない場面、例えばハンバーガーを食べるときや、歯医者で口を開けるとき。

うまく開けることができなかったり、コキッと音がすることはありませんか?

この症状がある方、顎関節症かもしれません。

そんなに困ってないけど改善すればすっきりする、という方も多いのではないでしょうか。

そこで、顎関節症の症状、原因、日常生活で気を付けるべきことと、病院へ行くとすれば何科になるのか、どんな治療をするのか、調べてみましたので興味のある方は最後まで見ていただけるとうれしいです。

顎関節症の症状

口を開けると顎が痛んだり大きい口を開けられない口の開け閉めの時に音がする、などが主な症状です。

このような症状が1つでも当てはまり、他に原因となるような病気がない場合は、顎関節症と診断されます。

一生のうち2人に1人は経験すると言われています。

女性の方がなりやすく、10歳代後半から増加し、20~30歳代で最大になり、その後は年齢が増えるとともに減っていきます。

なぜ女性に多いのかというと、ズバリ女性ホルモンの影響で痛みを感じやすいから。

顎関節症の女性の女性ホルモンが高くなるにつれて、血中のストレス物質が高くなるという研究結果があるようです。また、女性ホルモンが低下する月経前と月経中は筋肉の痛みが増すとも言われています。  

顎関節症の原因

ではなぜこのような症状が起こるのか。主な原因として考えられるのは下の4つです。

  • かみ合わせが悪い
  • 外傷
  • ストレス
  • 歯ぎしり・くいしばりなど、日常生活の習慣や癖

顎関節の誘因としては、原因が1つだけではなく、複数の原因が絡み合って様々な症状が出る、ということが多いようです。

ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

かみ合わせが悪いと顎関節症になりやすい

歯列不正などで噛む位置が安定しなかったり、歯が欠損した状態のままでいると、噛む位置がずれ下顎骨の位置異常を起こすことがあります。その際、顎関節に負担がかかり、顎関節症の原因になることも。

しかし、かみ合わせに問題がある人でも、歯ぎしりやストレスのない生活を送っている場合は、顎関節症にならないことが多いんです。

なので、かみ合わせの悪い方が、顎関節症の予防のためだけに矯正治療をする必要性はあまりないですが、矯正治療でかみ合わせを良くすることが、結果として顎関節症になりにくくなる効果はあります。

外傷によって顎関節症になることも

転倒などで下顎をぶつけて顎関節を傷付け、それがきっかけで顎関節症が始まることもあるんです。

ストレスも顎関節症と関係が

精神的緊張やストレスにより、顎の周りの筋肉を緊張させかみ合わせがアンバランスになり、無理な力が関節にかかり顎関節に負担をかけてしまうことも

日常生活の習慣や癖も顎関節症に大きく影響している

頬づえや歯ぎしり、唇や頬の内側を噛む癖、くいしばり、片側だけで食べ物を噛む癖、うつぶせ寝、猫背なども顎に負担をかけてしまう行動です。

最近ではスマホやパソコンの長時間の操作なども原因として挙げられています。

1日24時間のうち上下の歯が接触している時間は、話したり食べたりする時間を合わせても20分未満が理想的だと言われています。

それが、スマホやパソコンの操作などで猫背になると、上下の歯が常に接触させる傾向が強くなるのです。この悪い習慣も顎関節症の原因となります。

日常生活で気を付けるべき事

歯ぎしりや頬づえ・うつぶせ寝などの、顎関節に負担を与えるような日常生活における習慣や癖をしないようにしましょう。また、スマホやパソコンなどの操作をするときは、合間に休憩をするなどし、体への負担を減らすようにしましょう。

うつぶせ寝予防に

いざ、病院へ!何科に行けばいい?

耳周辺だから耳鼻科?関節だから整形外科?と、悩む方も多いようですが、顎関節症は歯科・口腔外科で診てもらいましょう。

しかし、すべての歯医者さんで顎関節症を扱っているわけではないようです。自分のかかりつけの歯医者さんは対応しているのか、確認してから行きましょう。

検査方法は?

私の場合は問診の後、顎の動きを診たりレントゲン検査をしました。エックス線検査やCT検査によって、顎関節やその周辺の筋肉に異常がないかを調べます。場合によってはMRI検査や顎関節鏡視検査でより詳しく関節や筋肉の状態を調べることもあります。また、心理的要因により痛みを感じる場合もあるため、心理テストなどを行う場合もあります。

治療法は?

問診でわかった原因と思われる生活習慣や癖を改善していくことで、症状を改善していきます。

硬い食べ物を避ける、頬づえ・歯のくいしばり・うつぶせ寝をやめる、姿勢を良くするなどです。

痛みがひどい場合は鎮痛剤を使用することもあります。

私の場合は寝ている間の歯ぎしりがすごかったので、マウスピースを作りました。マウスピースをすることにより、歯ぎしりが抑えられ顎関節に負担がいかなくなりました。その効果で顎関節症はだいぶ軽減しています。

また、理学療法としてマッサージ、低周波治療、鎮痛を目的としたレーザー治療などや、ストレッチ、下顎可動化訓練などの運動療法を用いる場合もあります。症状がひどい場合は、顎関節に潤滑剤を注射することもあります。

軽い場合は私のようにマウスピースを作って経過を見ていくことが多いようです。

ちなみに、歯医者で作るマウスピースは健康保険が適用されます。3割負担で2500円~5000円程度です。

歯医者に行くのはちょっと…という方は、市販でも歯ぎしり・食いしばりを予防できるものもあります。

まとめ

冒頭で「顎関節症、自然に治るのかなぁ」とバカなことを言ってしまいましたが、自然に治るわけはない(笑)

私の悪い日常生活の習慣や癖は、

うつぶせ寝、歯ぎしり、スマホやパソコンいじり、頬づえ・・・

知らず知らずのうちにたくさんやっていました(;’∀’)

この悪い習慣&癖のせいで長年顎関節症と付き合うことになっています。

これらを完全にやめることはなかなか難しいですが、気を付けながらマウスピースと共に生活している次第です。

それともう1つ、顎がこっていると顎関節症の症状がでやすいので、気付いた時にマッサージを行うようにしています。

むずかしいと続かないので、簡単なやつをテレビを観ながらとかやってますのでご紹介しますね。

親指を曲げ、第一関節でえらの部分をコリコリしています。あまり強くなく、痛気持ちいいくらいの力加減です。

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これを気付いた時に何回でもやっています。

少し楽になっているような気はするし、マッサージのあとはすっきりしますよ!

こちらの本もおすすめ

そしてなんと!食いしばりや顎の歪みはほうれい線の原因にもなるんです(ー_ー)!!

ひどくなる前に、習慣・癖を見直し、快適な生活を送れるよう心掛けましょうね。

私と同じくほうれい線に悩んでいる方はこちらも読んでいただけると嬉しいです♪

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